私の絵画とデコラティブ・ペインティングについて
デコラティブ・ペインティングは、技法的な筆使いで主に花ばな・果物・鳥等を繊細に明暗で表現した装飾的なアートです。
一方、絵画は自由に自己を表現する芸術であり、
この2つが私の絵の方向となりました。
10代の頃、素朴で楽しいクラフト画にアメリカで出会い、描き始めました。
その当時、日本ではアクリル絵の具が買えずポスターカラーでデコイや缶・布等に描いて遊んでいたものが、
ふとした出会いとキッカケで本格的に勉強することとなり、デコラティブ・ペインティングが自分には欠かせないものとなりました。
一般的にはトールペイントとも呼ばれるデコラティブ・ペインティングは、
世界各地で作家により専門的な絵付け方法が異なり、簡単な技法から高度なものまでさまざまなテクニックがあります。
私は世界のフォークアートペイントの深さを知り、
ロシアの伝統アートで三大国宝の1つであるジョストボに強く憧れるようになりました。
1995年、ロシアの人間国宝と言われるスラバ・レトコフ(Slava Letkov)師から、
ジョストボを直接ご指導賜る機会があり、日本でのスクールでグレードマスターの認定を戴きました。
現在はこの技法を多くの方に知って戴きたいとサロンスタイルの小さなお教室を開いております。
絵は、自由にジャンルにかかわらず、学びながら描き続けています。
1993年頃から、毎年1度は海外にスケッチ旅行に出かけています。
異国の地で風景や人物に触れ、空の下でのびのびと時間を過ごしながら描いていると、思い出深い絵となります。
2006年から始めている個展でも、いつも色々なタイプの絵を展示してますので、
自分捜しをする展覧会でもあり、皆さんから感想をお聞きして励みとなる展覧会です。
2010年初めて、人物クロッキーの個展を開催したところ沢山の方々から反響を戴きました。
これを機に「絵画研究会 サルーア」を立ち上げ、参加者が互いに学び、描きあう場としてグループ練習を重ねています。
これからも自分捜しのなが~い、絵の旅は続きます。
ご興味のある方はメールにてご連絡下さい。
大須賀 礼 ( お問合せ先: atelier@<ここを消す>reiosuga.jp )
大須賀礼の画歴
- 1990年 ~ 2006年
- 画家 東千賀師にクロッキーと人体油彩指導を受ける
- ≪同時期、文京区にてフォークアートの指導を始める≫
- 2004年
- マスター・スラバレトコフ(ロシア・ジョストボ認定講師)となる
- 2005年
- 個展・新宿ワシンギャラリー(ジョストボ&絵画)
- 2006年
- 銀座三越 世界を彩るトールペイント展出品
- 2006年
- 個展 銀座 ギャラリー・トウゲイシャ
- 2006年 ~ 2010年
- 画家 蔡国華氏に静物画の指導を受ける
- 2007年
- ギャラリー小倉屋 第5回アトリエRei作品展開催
- 2007年
- 第20回上野の森美術館(日本の自然を描く展)
- 2008年
- 個展 丸善日本橋店(ロシア・ジョストボ展)
- 2008年
- 個展 有楽町交通会館
- 2009年
- ロシア・ジョストボ グレードマスターの資格取得
- 2009年 9月
- 個展 京橋ドゥ画廊(金井画廊)にて絵画展
- 2009年 10月
- 個展 有楽町交通会館(ジョストボ展)
- 2010年 4月
- 個展 有楽町交通会館(素描展)
- 2010年 5月
- 丸善丸の内本店 ヨーロピアン・アートフェア出展
- 現 在
- デコラティブ・ペインティング教室(アメリカ・ヨーロッパのクラフト絵画)
- ロシアン・ジョストボ(指導・個展開催・展示販売等で今後の新しい表現として制作・発表)
- ジョストボ教室・絵画研究会 サルーア・はじめての水彩画教室 主宰
- ***今後の展覧会の予定はお知らせの個展・展覧会のご案内をご覧下さい***